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社会福祉法人 南会津会
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怒りのマネジメント

2019-12-10
今回のタイトルは12月10日に開催した職員研修会の表題です!
 
会津大学短期大学部 市川和彦教授を講師にお迎えしました。
はじめに「怒り」の4つの要因を、続いて介護をする側が利用者の怒りに巻き込まれないために「自分について理解する」方法を講義いただきました。
 
そして、つくり笑顔でも気分が嬉しくなるという100年前に実証された「笑うから うれしい」の法則を実感するため、ここで笑顔の演習です。
演習中には市川教授より「つくり笑いでも良いのですが、皆さん自然な笑顔ですね」という嬉しい評価をいただきました。
 
「怒り」を頻繁に感じたり、抑制したりしても健康に良くないことから、「怒り」に対処する手段を学びました。
深呼吸の方法、自分に言い聞かせる短い言葉、自分が「怒っているな」と気づいた時に「怒り」を制御できるちょっとした動作などです。
難しく考えず、瞬間的に実践できるものばかりでした。
 
もうひとつ演習をしました。
不安やストレスを軽減するオキシトシンの分泌促進に効果がある「ふれあい」の演習です。
触れ手(職員側)が心身ともに安定していること、相手(利用者側)に触れて良いかの確認をとることが大前提です。
まず基本の触れ方の練習をしました。
机の上に自分の片手を置き、その上から空いている手を重ねます。
重ね方にも順序があり、親指と小指の付け根、手のひらのいちばん厚いところからゆっくり、相手の体温や呼吸を意識してとのことでした。
基本形から、いくつかの「ふれあい」の方法を職員同士で演習し、今回の職員研修会は終了しました。
 
業務のなかで、意図しないことや自分の心身の状態など、色々なきっかけから「怒り」を感じることはあると思います。
講義に「感情に任せて怒鳴っても効果がある場合はほとんどない」とありました。
いかに「怒り」という状況を回避するため、自分自身を理解し受け止めるかも重要であると学びました。
利用者も介護者も安心できる温かい施設になるための、多くの技があった研修会でした。市川教授ありがとうございました。
理事長挨拶
市川教授の講義
基本の触れ方練習
1番の笑顔だ!と褒められた職員が演習モデルに
相手を感じてますか
笑顔の多い研修会でした
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